ネイルチップ販売をしている、これからネイルチップ販売を始めてみたい方はネイルチップ販売の利益について詳しくなっておいた方がいいでしょう。厳密に言えば、
●ネイルチップ販売の利益の出し方(利益を多くするまでのプロセス)
●ネイルチップ販売の利益の計算方法(お金+作業時間)
これらのネイルチップ販売における利益の出し方や計算方法は、ネイルチップ販売をスタートするなら必ず覚えておいた方がいいです。
ネイルチップ販売の利益の計算方法
まずはネイルチップ販売の利益の計算方法についてお話しますが、もはや利益の計算方法なんてわかってるよ…!なんて方もいらっしゃるかもしれませんが、ネイルチップ販売は他の物販に比べて利益の計算方法で考えなければいけないお金以外の部分があります。
一般的な物販では、利益の計算方法は簡単シンプルですよね?
●利益=総売上-仕入れ価格-人件費など
至って簡単シンプルな一般的な物販に比べてネイルチップ販売の利益の計算方法は少し考えなければならない事があります。
ネイルチップ製作の作業時間を考える
まずネイルチップ販売が一般的な物販よりも利益の計算方法が複雑なのは、「ネイルチップ製作の作業時間」が存在しているからです。
一般的な物販はその商品を作成する時間がないため、単純に仕入れ価格や人件費や雑費などを計算すれば利益がわかってしまいますが、ネイルチップは作る時間があります。
単純計算で3,000円のネイルチップが売れて材料費が200円だから2,800円儲かった、なんて簡単な話ではないのです。
ネイルチップ販売の利益の計算方法は「作業時間」をどう見積もるのか、あなたがネイルチップ製作をしている時間をどう捉えるのかが重要ポイントになってきます。
ネイルチップ製作時間を安売りするな
よく利益度外視の超安価なネイルチップが売られているをメルカリやラクマなどで見かけますが、あの価格では明らかに利益はないでしょう。
ネイルチップを製作する技術はスキルであり能力です。
もしネイルチップ販売の利益の計算をする時に、私が我慢すればいいから安く売ろう、なんて思っているならそれは間違いです。
ネイルチップ製作のスキルは立派な能力なのですから、しっかり利益が確保できるよう製作時間を安売りしないようにしましょう。
ネイルチップ製作の料金の目安
それでは実際にネイルチップ販売の利益の計算をする上で、自分のネイルチップ製作の作業時間はいくらくらいに見積ればいいのか考えましょう。
これはやはり分かりやすく「時給計算」で考えてみましょう。
仮に1つのネイルチップを製作するのに1時間かかった場合、この1時間でいくらもらえたら嬉しいですか?
一般的なアルバイトなどの時給は最低でも1,000円以上はもらえますので、スキルや能力を加味して最低価格で1,500円くらいは欲しいでしょう。
あくまでも最低価格で1,500円、先程の3,000円のネイルチップに置き換えてみましょう。
●販売価格:3,000円
●原価:200円
●人件費:1,500円
単純計算をすれば、3,000円-200円-1,500円=1,300円
ざっくりですが、3,000円のネイルチップが売れたら1,300円の利益になる計算になりますね。
追加でかかる費用を考える
ざっくり計算では3,000円のネイルチップを売って1,300円の利益になる計算でしたが、まだ追加でかかる費用も考えておきましょう。
ネイルチップ販売をする上でさらにここから追加でかかる費用の項目は以下のような費用が考えられます。
●送料(無料の場合はこちらが負担)
●箱や封筒代
●販売サイトへの販売手数料
まず送料は無料対応をした場合や、●●円以上送料無料、などの送料無料ラインを超えた場合は販売者側が負担しなくてはならないので利益を圧迫します。
そしてネイルチップを発送する際に箱や封筒に入れて発送するので、それらの代金も販売者負担で利益を圧迫します。
さらにクリーマやミンネ、メルカリのような販売サイトを経由してネイルチップを販売する場合には成約につき販売手数料が発生しこちらも利益を圧迫します。
ネイルチップ販売の利益を計算する場合には先程の1,300円からこれらのお金を引いて計算しましょう。
以上がネイルチップ販売の利益の計算方法になります。
ネイルチップ販売の利益の出し方
ネイルチップ販売の利益の計算方法がわかりましたので、次は「利益の出し方」についてお話します。
せっかくネイルチップを販売するのですから、なるべく多くの利益を確保したいですよね?
ここではネイルチップ販売で利益が出る要件や少し厳しい現実についてお話します。
ネイルチップ販売で利益を出す2つの条件
まずネイルチップ販売で利益を出す方法は2つしかない現実を受け止めて下さい。ネイルチップ販売で利益を出すには、
●単価を上げる
●原料コストを下げる
この2つしかネイルチップ販売で利益を出す事はできません。
単純に同じクォリティー、同じ作業時間、同じ商品で単価が上がればその分利益率は高くなります。
そして原料コストが下がればその分利益率は高くなるのは当たり前の話ですよね。
ネイルチップ販売で原料コストを下げる方法
先程、原料コストを下げればネイルチップ販売で利益が出せる事をお話しましたが、このネイルチップ販売の原料コストはネイルパーツやジェルなどの原料そのものだけではありません。
ネイルチップ販売の利益の計算方法でもお話しましたが、ネイルチップは製作の作業時間が原料コストのような人件費のようなものでしたね。
ですから、ネイルチップ販売で原料コストを下げる=製作の作業時間のお給料、のような図式になります。
しかし先程も言いましたが、あなたのネイルチップ製作の作業時間を安売りしてはダメ、しっかりお金をもらい、その上で原料コストを下げましょう。
これはつまり、「作業時間を短くする」のです。
1つのネイルチップを製作するのに1時間かかったら原料コストは同じままですが、1つのネイルチップを製作するのに45分で終われば、人件費つまり原料コストは45分の間だけの人件費で済みます。
ネイルチップ製作の作業時間を短くするのは良い点ばかりですが、やはり練習を重ねてネイルチップ製作のスキルを上げるしかありませんね。
単価を上げれば利益は出るが…?
ネイルチップ販売で利益を出すには原料コストを下げる以外にも単価を上げる方法もありましたら、残念ながらネイルチップ販売をスタートしたばかりの方はネイルチップの販売単価を上げるには難しいでしょう。
その理由は、ネイルチップ販売は非常に数多くの方がやっており、ネイルチップ販売を始めたばかりの人のネイルチップは「ほぼ誰も見てくれない」のです。
クリーマやミンネなどの販売サイトで上位を占めているのはレビュー数が膨大にある売れっ子ネイルチップ販売者だけ。
ほぼ大多数のネイルチップ販売者が自分のネイルチップを見てももらえず利益どころか売上すら満足のいく金額ではありません。
ですから、ネイルチップ販売をスタートしてしばらくは、「他よりも安い価格」で売りに出すしかお客様に自分のネイルチップを見てもらえないんです。
つまりかなりの販売個数を売り続けて、単価を上げても安定して売れるようになるまでは単価を上げる行為はマイナスなんですよね。
注文件数さえ安定してくれば単価を上げて利益を増やせますが、残念ながらネイルチップ販売の世界は戦場、そう簡単には安定した売上は得られないでしょう。
ですから、ネイルチップ販売で利益を出す「単価を上げて利益を出す」は現実的には厳しいのです。
ネイルチップ製作の副業をしながら育てていこう
結局は販売サイトで販売件数をこなしていってレビュー数も増えて軌道に乗るまでは単価を上げれないのでネイルチップ販売で利益を出すのは難しい。
でも、ネイルチップ製作をお金に変えてネイルチップ製作で稼ぎたい。
この場合はネイルチップ製作のお仕事を請け負ってネイルチップ製作を副業にして安定したお給料をもらいながら、自分のネイルチップの販売サイトも並行して育てていくべきです。
下記にネイルチップ製作の内職のお仕事の募集ページをご用意しましたので、ご興味があればご覧になってみて下さい。